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2011年2月 2日 (水)

ヒイキのお客様

←「オウ!やってるか。」
→「いらっしゃいませ。」
頭を丸く刈り上げた白髪の老人。右手にはツエを持って、入り口に立っている。
この老人が初めて来店したのは、開業してすぐなので5年前。
←「こんな所に店を出して、商売にならないぞ!」
いきなりイチャモンから始まった。
それから3ヶ月ぐらいの間、来店の度に、店をたたむように説教する。
味が合わないなら、来なければいいのに、と思う事もあったが、そこは商売、その度空返事をしていた。
それからも、お爺さんは、一ヶ月に2回ぐらいの割合で来店。いつしか、イチャモンでなく、世間話が殆どになり、たまに、友達も連れてくる、店の常連さんになっていた。

それが2年ぐらい前、目の具合が悪いと眼科に掛かり、糖尿病である事が判明して、家族により免許を取り上げられ、行動が限定されるようになると、来店する回数もすっかり減った。
しかし、数カ月に一度、病院の帰りに顔を出してくれる。
今回も、家族に付き添ってもらってのご来店。

いつも、ありがとうごさいます。
それから、いつまでもごひいきして下さい。

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