« 堅パン | トップページ | ラーメン小僧とラーメン通 »

2007年10月15日 (月)

初心に戻り

これから数年話題になるのは、「食育」だろう。

子供の自殺、子供への虐待、実子による親の殺害、数十年前なら考えられない事件が、毎日のように報道にあがっている。これらは、社会を構成する基礎である家庭崩壊が原因である。

子供が、親の愛情を受けていない為だと考えています。

子供の生活環境は大きく二つに分けられる。学校と家庭である。学校の中でいじめられても、家庭環境が良ければ自殺は避けられる。家庭と言う生活環境が、その存在を必要とするなら、けして自分の存在を否定することはない。

自分に注がれる深い愛情を感じていれば、その深い愛情に反する行為、自殺をするだろうか?答えはNOだ。赤子は教えなくても、見ているだけで学ぶ。

笑う時、顔のどこの筋肉を使うのか。

話をする時に、舌をどうすればよいのか。

子供に愛情を注ぐとはどういう事なのか。

意識しないで行うことの多くを、周囲の大人の行動を見て学ぶ。理屈で説明しにくいことも見てるだけで、たやすく学ぶのである。

」は、生きることに直接関わる事です。生命の維持に欠かさない、最も重要な行為です。それを与えてくれるのは、親であったはずです。赤子のときには母乳で、少し大きくなれば、手間隙を惜しまず手作りされたものが親から与えられていた。子供達は、その親の行動を見て、接することで親の深い愛情を感じ取っていた。

不器用な親の作る料理でも、無口で忙しくほとんど家庭にいない親父との生活の中でも、親の愛情を感じながら生活していた。

ところが高度経済成長期頃から、子供の幸せをお金だけで評価する親達が増えた。多くのものを与えることが親の務めのように振る舞い、料理を作る手間隙を惜しみ、たまの休みを接待に使う、経済活動を重要視する。

子だもたちは敏感である。

親達の変わりようを、頭でなく皮膚で感じ取る。自分達の「」に掛ける時間を削り、経済活動に費やす母親。自分達との時間より、接待に時間を注ぐ父親。そんな生活の中で、親の愛情がかすんでいく。

今の親の愛情が極端に減ったと言うのでなく、その前の親の時代から、親の愛情を感じられない子供が増え、親の愛情を感じられない子供達は、その子供達にも愛情を注げなくなる。こうした行為が次第に、世代を重ねることで子供を孤立化させた。

現に自殺する子供の親達は、一緒に生活しながら自分の子供が自殺するぐらい悩んでいた事に気がつかなかったんだろうか?学校のせいにする前に、どれだけ子供の方を見て生活していたのか疑問である。また、自殺の原因に揚げられるいじめ問題だが、自分達が、子供の頃にも似た様なことがあったと記憶している。

いじめにあい辛い思いをしたからといって、死を選ぶか?

また、現実にその行為に及ぶか?

ある程度自立した子供だから考えることです。ならば、自分が行動を起こした場合、周囲の人がどんな気持ちを持つかも考えられる年です。自分に深い愛情を注ぐ親がいれば、親が悲しむくらいは十分に理解できる。多くの場合、そこで悩み思いとどまっていたはずである。

自己の確立が出来る頃「自殺」を考えることがよくあることで、それを実行するか、思いとどまるかは、注がれている愛情の量で決まるのではないだろうか?いじめ問題にとられがちだが、それは引き金に過ぎずもっと深いところに原因があるのではないか?

また、子供への虐待だが、動物としても考えにくい行動です。しかし、私の子供の頃だから数十年前に、動物園で飼われていたサル(違ったかも?)が、自分の子供をオリに投げて殺してしまったことが記事で掲載されてました。その親ザルは、人により飼育されたサルでした。

愛情を受けずに(貧しい愛情)育つと、愛情表現が出来ないばかりか愛情をもてなくなるのではないでしょうか?

現実として当店では、安全性から化学調味料を使用してませんが、お客様の中には「そんなことどうでもいいからうまいものを出せ!」と強く主張する方がいます。年齢は40歳半ばで、小・中学生の子供さんがいられるぐらいの方が多いだすね。

知識として「化学調味料が絶対安全である」と言い切れる人はいないでしょう。「絶対でないが今まで問題にされていないので安全だろう。」と言う人がほとんどだと思います。独身で自分に関わることだから安全より、味を選ぶのなら理解できます。しかし、自分の家族に、安全でないものを食べさせることを望むのはどうでしょうか?

選択権がなくそれを選ぶしかない時代ならともかく、食の安全を考える料理人が出だしている今、子供達に少しでも安全な食べ物を食べさせたいと思うのが普通ではないでしょうか?それが証拠には、母親つまり女性の方は関心をよせる方が多いです。

食育」は子供に向けられる言葉でなく、大人に向けられる言葉です。「」が人生にもつ重要性を理解し、その大切さを子供達に伝える。言葉による教えでなく、自分の行いそのものが子供に伝わります。これが「食育」だと考えます。

今の社会問題は、「」を正すことで多くが解決されます。食品会社の偽装問題も、「」の重要性を理解していれば起こらないことです。「」を軽んじるから、いい加減な表示でも罪悪感なく行えるのであり、重要性を理解したら出来ることではありません。

生きることに最も重要である「」に関して偽り・うそを言える人間が、ほかの事で偽り・うそを言うことにタメライがありましょうか。「」を正すことで、歪んだ社会も直せると信じています。

       最後までお付き合いしていただきありがとうございます。

今年の初めに書いた日記です。

「食事の大切さを再確認するように進める。」が今年のテーマでした。

多くの所でも「食育」について語られるようになってきています。そして、何処のところでも、食事の大切さを再確認することをうたっていました。

自分が思っていたことが、間違っていないことを感じています。また、少し初心を忘れていたような所もあり反省です。

にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ     ブログ広場

人気blogランキングへ

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/184647/13272278

この記事へのトラックバック一覧です: 初心に戻り:

» 戸田恵梨香 [戸田恵梨香]
戸田恵梨香 [続きを読む]

受信: 2007年10月15日 (月) 16:22

コメント

実家のスカイライン展望台で、健康・訓タオルを購入しました。気持ち程度のお土産ですが、受け取ってください。
お店に良ければ、貼って見てください。

投稿 おくのです | 2007年1月 5日 (金) 19:29

ありがとうございます。
健康十訓タオル。
いいですね!これを守れば、長寿間違いなし。
家訓にすれば、家内円満、保険知らず、医者要らずでいられるかも。
これを広めましょう。
当店でも、格安で販売したいので製造元わかればお願いします。
ラーメンより売れるかも。(^0^)

投稿 ラーメンどん 店主 | 2007年1月 5日 (金) 23:49

コメントを書く