最新のニュースで、中国で売られていた肉まんの中にダンボールが入れられていたというのがありました。
ダンボールを有害な液体で溶かし柔らかくした上で、脂身と混ぜ豚の粉末香料をまぜて出来上がり。
まだ、安全基準が低い中国のことだと思いがちですが、「食品の裏側」の著者、阿部司氏の話とダブります。
阿部氏が会社を辞めて、消費者の知らない食品の裏側を暴露するきっかけになったのが、味のしないクズ肉に添加物を加え作ったミートボールを、自分の子供達が良く食べている事実を知ったことでした。
作る工程を知っているだけに、使われている素材、加えられる添加物、食欲をそそる商品でないことを誰より知っているから、そして、それらを一番大切な子供達が口にしている事実。
ダンボール入り肉まんと差ほど変わらないことが、日本でも起きていることです。
添加物を使うことで、簡単に消費者の満足する味を作り出します。それも安い材料で作れます。現に、中国のダンボール入り肉まんのお客さんからの評判は良く、一日数千個売れていた人気商品のようです。
安い材料で、お客さんから喜ばれ売れることは、商売をする側からすれば一番望むことです。その事実を知れば、どこの経営者も同じように添加物を使い商品を作るでしょう。
しかしその結果、本当の料理が衰退します。
料理とは本来、素材の味をより良く引き出す技術です。メニューに合わせて素材を選ぶのでなく、素材を美味しく食べるのに最適なメニューを選択するものです。
化学調味料をはじめとする添加物を使うと、材料に関係なく味を作れます。
それは料理の本来あるべき姿とは程遠いものです。
外食産業的には、既に化学調味料に汚染された商品が幅を利かせています。これから、各家庭に浸透し始めています。それも、その広がりは、知らされることなく進んでいます。
「お袋の味」がコンビにの、お弁当の味にならないことをいのります。
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