一杯千円近くするラーメン。
美味しさを追求した結果だろう。でも、ラーメンが大衆文化として広く広まったのは、安い価格で食べれたと言う利点があればこそだと思う。ラーメンが高いものだったら、国民食といわれるほどに広まることはなかっただろう。それが今のラーメン業界はどうだろう。
厳選された材料、出汁が出れば価格に関係なく使用される高級食材。一杯のラーメンが定食より高い値段設定。本当にこれでよいのか?
高級食材を使用すれば売り文句になり客寄せに成る。つまり、商業主義から現状のような状態にあり、マスコミが話題性からはやしたてている。それにつられて、お祭り騒ぎで群集が集まる。しかし、交通費・時間を費やして味わうだけの値打ちが本当にあるものだろうか?
年に数回紹介されるラーメンの美味しいお店だが、毎回のように違っている。(中には常連である店も幾つか紹介されるが)他の料理屋の場合、名店と呼ばれるお店の顔ぶれはほとんど変わらない。なぜ、ラーメン屋だけ入れ替えが激しいのか?
人の味の好みが毎年のように変わることはない。一時的に話題になる新作ラーメンは登場するだろうが、それが美味しいラーメンとは限らない。しかし、報道があたかも美味しいラーメンであるかのように取り上げているに過ぎない。
価格、味を総合的に判断すれば、名店と呼ばれるお店はそんなに数多く現れないだろう。情報が乱流する時代だからこそ、自分の味覚にあう名店は自分の足で見つけるしかないのかも知れない。
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